
こんばんわやよいです
みなさんは「杉沢村」という村の伝説を知っていますか?
杉沢村とは
杉沢村とは、かつて存在し地図から消された村とされている都市伝説の一つです
1995年頃、インターネット上で話題になり、2000年8月に「奇跡体験!アンビリバボー」で紹介、調査がされたことにより全国的に広まったとされています
杉沢村伝説

舞台は昭和初期、青森県の山中に杉沢村は存在した
ある日村の若者であった男は突然発狂し、たった一人で村に住む村民全員斧で殺害
最後には自らの命も断った
その後廃村となった村は隣村に併合され、地図からも存在を消された
しかし廃村となった杉沢村は今でも殺された村民達の怨念が渦巻き、入ったものは生きて出ることはできない、、、
現在の杉沢村はどんなところ?

杉沢村は青森県の山中に存在し、訪れたという人がネット上で村の状況を語っています
その人たちによると
- 村へと続く小道に「この先入るもの、命の保証はない」と書かれた看板が立てられている
- 村の入り口に朽ちた鳥居があり、付近にドクロ石と呼ばれるドクロの形をした石が置かれている
- 鳥居をくぐると廃村があり、建物の壁には事件当時の痕跡である血しぶきの跡がある
- 村全体から謎の腐敗臭のような異臭がする
- 村にいると誰かからの視線を感じる
- 青白い顔をした人が追いかけてくる
と言われています
杉沢村は実在するの?
杉沢村の場所は、先ほど紹介したアンビリバボーの企画で調査がされました
番組で調査した結果、青森県の
- 青森市(旧浪岡町)
- 南部町(旧福地町)
- 三戸町
に杉沢と呼ばれる集落、地名が存在することがわかりました
しかしどれもこの杉沢村伝説とは関係がなく、結局番組でも杉沢村の場所を発見することはできませんでした
杉沢村伝説の由来
杉沢村伝説は実在の事件に基づいているという話もあります
青森県新和村一家7人殺害事件(あおもりけんにいなむら いっかしちにんさつがいじけん)とは、1953年(昭和28年)12月12日の深夜に青森県中津軽郡新和村[注 1](現:弘前市大字小友字宇田野496番地)[4]で発生した大量殺人事件
青森県新和村一家7人殺害事件 – Wikipedia
こちらは昭和28年に青森県で起こった大量殺人事件です
事件の犯人は若者の男で、猟銃を使い家族7人を殺害した事件ですが、場所が青森県ということもあり、杉沢村の由来となったといわれています
さらに杉沢村伝説に似た事件がこちら
津山事件(つやまじけん)または津山三十人殺し(つやまさんじゅうにんごろし)は、1938年(昭和13年)5月21日未明に岡山県苫田郡西加茂村大字行重(現・津山市加茂町行重)の貝尾・坂元両集落で発生した大量殺人事件。一般には津山事件と呼ばれ、犯人の姓名を取って都井睦雄事件ともいう。犯行が行われた2時間足らずの間に28名が即死し、5名が重軽傷を負った(そのうち12時間後までに2名が死亡)。なお、犯行後に犯人が自殺したため、被疑者死亡で不起訴となった。
津山事件 – Wikipedia
こちらは有名な通称「津山三十人殺し」事件です
津山事件は、岡山県で発生した大量殺人事件で、村の若者たった一人で村民30人を殺害した事件
今回の杉沢村伝説と事件内容が酷似しているためこちらも伝説の由来ではないかとされています
まとめ
現在まで様々な考察がされている「杉沢村伝説」ですが、実際の村を発見したという話は出てきていません
もし迷い込んでしまったときは、興味本位で踏み込むことなく帰宅することをおすすめします
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