トラウマ!?生放送で起きた放送事故5選!

実際の事件

 こんばんわやよいです

 みなさんは放送事故というものはご存じでしょうか

 通常のテレビ番組はあらかじめ収録がされ、編集した上で地上波で放送がされています

 しかし生放送で流れる内容には編集ができないため、もしトラブルがあった場合、そのまま地上波で流れてしまいます

 そのため、生放送をしている番組は、なんとなく緊張感が伝わってくる場合もあります

 今回はそんな生放送中に起きたトラブルを5つ紹介したいと思います

怪しいお米

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http://netlog.jpn.org/r271-635/2011/08/ayasii-ceasiumsan.html

 2011年8月4日東海テレビのローカル番組「ぴーかんテレビ」のコーナー「しあわせ通販」にて事件は起こりました

 テレビショッピングの商品紹介をしていた最中突然画面が切り替わり、

  • 怪しいお米 セシウムさん
  • 怪しいお米 セシウムさん
  • 汚染されたお米 セシウムさん

という画面が流れたのです

 この画面は本来番組の商品当選者を表示するためのもので、「怪しいお米 セシウムさん」という表示のところに当選者の名前を表示するものでした

 つまり、当選者発表の際に使用するはずであったフリップのダミーを操作ミスにより生放送中に表示してしまったのです

 この事態を受けて、番組MCのアナウンサーは番組終了時に「たった今、違う映像が出てしまいました。考えられないような不謹慎な内容でした。本当にすみませんでした」と謝罪をすることに

 しかし、放送されたのが東北大震災での原発事故から約5か月後のこともあり、視聴者からは

  • リハーサル用だとしてもテレビ局として悪ふざけがすぎている
  • 震災の後にこれは不謹慎すぎる  

とテレビ局に抗議の電話が殺到、大炎上となりました

 最終的には番組スポンサー20社が降板、番組は最終回を行うことなく打ち切りとなりました

石鹸工場爆発

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https://ocococo.com/?p=3713

 1993年3月15日、日本テレビの「ジパングあさ6」の番組にて、取材中の石鹸工場で爆発事故が起きた事件です

 取材班は放送の前日3月14日午前10時頃、東京都豊島区の本宮石鹸工場にて「世界一純度の高い石鹸の製造工程」を取材していました

 取材中、材料の水酸化ナトリウムと廃油等を機械で混ぜ、石鹸が出来上がりかけた際突然大爆発を起こし、木造建ての工場、隣接していた社長宅等2棟が全焼、付近の住宅3棟の一部が焼かれる事件となりました

 ニュース映像では石鹸工場で大爆発が起き、付近にいたスタッフやアナウンサーの「熱い!熱い!」という生々しい悲鳴が収録され、現在でも放送事故として語り継がれています

 ちなみに取材したアナウンサーはこの爆発事故で髪を焦がしましたが、次の日には髪を切って復帰しています

生放送で転落事故

 

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http://jp.qiqushow.com/doc_SzhiVVpwaFpVZjh3YkpobHlpUHFjdz09

 1998年9月2日、フジテレビ系列にて放送されている朝の情報番組「めざましテレビ」のコーナー「それ行け菊間」にて起きた転落事故

 東京都足立区の5階建てのビルにて防災器具、携帯用簡易降下機「セーフリーダウン」を使用し、窓から降りるという体験リポートを行う菊間アナ

 器具を装着し、窓から降りた菊間アナですが、装着したはずのセーフリーダウンは全く作動することなく落下し、地面に敷かれたウレタンマットに叩きつけられてしまったのです

 この「セーフリーダウン」は、身体に巻いたベルトに専用のロープをつなげ、腰に付いた滑車にて降下速度を調節して降りるというもの

 しかし今回使用したロープの先端は部屋のロングソファーに固定されており、この金具の固定が甘かったため、ロープが外れたとのことでした

 朝の生放送中に女子アナのビルからの転落&失神映像が全国に流れ、テレビ局には菊間アナの容態を心配する電話が殺到しました

 番組終了時には、「心配をおかけしましたが、菊間さんの意識はしっかりしています」と説明されましたが、菊間アナは転落時に腰を強く打ったことによる腰椎(ようつい)圧迫骨折で、全治3カ月の重傷を負ってしまいました

 この「セーフリーダウン」はアメリカのNASAが開発した新素材を使用しており、「ロープ1本で乗用車1台を持ち上げられる」と謳っていました(胡散臭い) 

 

苗山さん事件

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http://sfushigi.com/2017/05/04/naeyama/

 2007年に起こった能登半島地震について被災地と電話中継していたNHKの報道番組で起こった謎の放送事故?です

 番組では、東京のNHKスタジオから被災地である中能登町役場に電話をつなぎ、役場の担当者と被災状況を中継していた時のこと

 「苗山さん」という男性が担当者として、現地での被災状況を説明していたのですが、途中で苗山さん側の音声が途切れてしまいます

 2~3秒くらい無音になった後、音声が復旧しましたがその時の苗山さんの声は明らかに違っていたのです

 声が最初よりも若くなっており、話し方も以前の苗山さんではなくなっていました

 その変わりようにNHKのアナウンサーは「引き続き苗山さんですか?」と尋ねると電話からの返答はありません

 再びアナウンサーが「電話の方、変わられましたか?」と尋ねると「いえ、変わっておりません!」と食い気味に答えたのです

 不穏に感じたアナウンサーはインタビューを早々に切り上げてしまいます

 この一連の放送が話題となり、様々な考察がされ現在でも不気味な放送事故とされています

オコシテ…

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https://www.nicovideo.jp/watch/sm21303516

 2008年6月14日、テレビ宮崎で放送された番組「JAGAJAGA天国」にて起こった最恐の放送事故

 この日は高千穂町で開催された尻相撲大会の取材中に参加することになった柳田哲夫アナ

 開催された尻相撲は、田んぼに設置された発砲スチロール製の土俵にお互い背中を向けて立ち、尻で押し合い相手を土俵の外に出すというもの

 尻相撲が開始され、対戦者の女性の押された柳田アナは場を盛り上げようとしたのか田んぼに落ちる際、水泳の飛び込みのように頭から田んぼにダイブした

 しかし田んぼの深さが浅かったこと、予想より田んぼの泥が固かったことがあり、柳田アナは頭から田んぼに突っ込んだ状態で固まり、動かなくなってしまった

 付近にいたレポーターや中継していたスタジオのアナウンサー達はその派手なリアクションに大盛り上がり、起き上がらないのもネタとしてやっているのだと思い、頭を叩いたり、田んぼの泥を掛けたりしていた

 それでもピクリともせず固まっている柳田アナをレポーターが持ち上げて息が出来るようにすると悶絶した顔で呟く

 「オコシテ…オコシテ…」

 なんと柳田アナは頭から固い田んぼにダイブしたことで頸椎骨折・脊髄損傷の重症を負っていたのだ

 脊髄を損傷し、身体が全く動かない状態で田んぼに沈み、息が出来ない

 そんな絶望的な状況で持ち上げられた際に放った「オコシテ…」は多くの視聴者にトラウマを与えました

 柳田アナはヘリコプターで病院に搬送、手術が行われ一命を取り止めましたが、半身不随となってしまいましたが、長期にわたるリハビリを乗り越え、2012年4月7日放送の「マッポス」にてレギュラー復帰したそうです

おしまい

 今回は生放送で起きた伝説の放送事故について紹介しました

 あなたの印象に残っている放送事故は何でしょうか?

 私はやはり「オコシテ…」が印象に残っていますが、一番好きなのはヒルナンデスでのオードリーの椅子破壊事件ですね

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